ルカリカラー剤とは
アルカリカラー剤
(酸化染毛剤)
医薬部外品
1剤(酸化染剤)と2剤(過酸化水素<H2O2>)の混合により毛髪中のメラニン色素を脱色しながら酸化染料を毛髪中で酸化重合させ染毛する。
界面活性剤の働きで
キューティクルに浸透しやすく
なりアルカリ剤の働きで
キューティクルを開く
過酸化水素から発生した
酸素(O2)により酸化染料が
酸化重合して発色する
過酸化水素がアルカリ剤によって
分解され酸素が発生し、
メラニン色素を分解、脱色する

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毛原理

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着を左右する要因
温度 カラー剤(混合タイプ)は、化学薬品ですので温度の高低により、化学作用にムラを生じ染着のムラにつながります。
温度が10℃上がると薬剤の作用力は通常の2〜3倍になり、作用時間は1/2〜1/3に短縮されます。加温機を使うのは時間の短縮につながるからです、しかし温度は上げすぎると刺激が強すぎてトラブルの原因になる恐れがありますので、注意が必要です。 つまり頭皮に近い毛髪の根元付近では体温があって温度が高く発色しやすいと言えます。
また頭皮も場所により温度が違います(図1参照)
カラーリングの際はなるべく温度を一定に保てるように、キャップなどをして冷暖房器具の近くでの染毛は避けるようにする。
時間 毛質の違いや温度、浴比、技術の違いなどにより差がありますが、標準毛で20〜30分の作用時間が標準です。 また漂白(脱色)と発色(染色)の作用時間にも異差がありますので注意が必要です。
時間短縮のため温度を上げて時間短縮すると希望色より明るめに仕上がることがある(図2参照)
浴比 毛髪の量と染毛剤の量との比が「浴比」です。 
塗布量を多くした方が良い場合は、
「毛質が固い」「毛量が多い」「毛質が太い」
「一気にリフトアップしたい時」「体温の低い部位」など
塗布量を少なくした方が良い場合は、
「毛質が細い」「毛量が少ない」「毛質が細い」「体温の高い部位」など
その他、技術内容や仕上がりに合わせて浴比の調節をする。
毛質 毛質には個人差があり同じ薬剤を使っても仕上がりが異なる場合がある。
基本的に、固い髪、太い髪、健康毛などはキューティクルがしっかりしていて
「撥水性」であるため染まりにくい。
このような髪質は赤系に発色しやすい傾向にある。
また、細い髪、柔らかい髪、ダメージ毛などは薬液の浸透が早く「吸水性」
である事が多く、染まりやすい。
このような髪質は黄色系に発色しやすい傾向にある。
特に「ダメージ毛」はキューティクルの損傷やマトリックスの流出が
考えられますので、プレ処理などの技術が重要になってきます。

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リーチ
脱色剤と脱染剤
ブリーチとは
ブリーチはアルカリ剤と過酸化水素が反応し、
酸化作用によりメラニン色素を分解して行きます。
アルカリカラー剤と同様の反応ですが、
発色を伴わず脱色だけを行うものがブリーチ剤です。
@ A
B C
*結果 リフトアップする

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染剤と脱色剤の違い
ブリーチ剤には大きく分けて2種類あります。
1つはライトニング剤(脱色剤)で、もう1つがブリーチパウダー(脱染剤)です。
ブリーチパウダーの方がアルカリ剤、酸化剤の量が多く、ブリーチ力が高くなっています。
メラニン色素だけではなく酸化染料も破壊して行きます。
パウダーブリーチは粉末タイプで、粉末状のアルカリ剤と酸化剤がメインで配合されていて、それが過酸化水素と混ぜ合わさる事で強力な酸化作用が起き、メラニン色素や酸化染料を分解して行きます。1剤に酸化剤が含まれている分パウダーブリーチはブリーチ力が高いわけです。
ライトニング剤は、クリームタイプでアルカリカラー剤に酸化染料が含まれていないものと考えてください。酸化染料までは破壊しきれません。

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リーチの特徴
脱染剤と脱色剤のどちらのタイプも染料は配合されておらず、リフティング力には長けております。その分ダメージも大きく、染毛(脱色)した後にも、少しずつ毛髪が明るくなる傾向にあります。
アルカリが強いため刺激も強く、リフティング力の強いものほど刺激も強くなります。
ライトニング剤。毛髪中のメラニン色素を分解して髪を明るくする。染まりにくい髪を明るくする、などのケースに用いる。
ブリーチパウダー。毛髪中で酸化重合した酸化染料をも分解、取り除く。暗く染まってしまった髪を明るくする時などに用いる。

ブリーチ力と明度
ブリーチに関連して、一つ覚えておいて欲しいのが、高い明度の髪ほどレベルを上げて行くときパワーが必要だという事です。
例えば10レベルまでは明度が上がりやすいのですが、それ以上の明度になると、リフトアップするのにブリーチ力と時間が必要になってきます。
(図 参照)


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剤の違い
例えば、同じナチュラル系のカラー剤において、2レベル、8レベル、12レベルのカラー剤では仕上がりの明度が異なっています。これは、以下の原理で行われています。
高いレベルのカラー剤ほどアルカリ剤が多く含まれ、反対に酸化染料が少なく配合されています。アルカリ剤が多く含まれているということは、それだけ過酸化水素との反応が高まり、酸化力が強まり、メラニン色素をより多く分解し、より明るくなっていきます。
さらに高いレベルのカラー剤は酸化染料の配合量が少ないのですから、発色される量が少なくなり、その分髪は暗くならず、明るい色味になるのです。
低いトーンのカラー剤に関しては、まったく逆のことが起こっています。
アルカリ剤が少ない分脱色作用は弱く、酸化染料の配合量が多いのですから発色の量も多く、結果明度が下がるわけです。(図参照)

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酸性・中性タイプのカラー剤に関して
中性タイプには、微量のアルカリ剤しか入っていません。また弱酸性タイプの酸化染毛剤にはアルカリ剤が入っておりません。ということはメラニン色素の分解、つまり脱色が行われず、発色だけが行われます。それでそれらのタイプは、明度を上げず色味だけが加わり最終的に明度も下がるという事になります。
しかし注意しなくてはならないのが、白髪染めなどに関して弱酸性・中性タイプのカラー剤を使用した場合、アルカリ剤の配合量が少ないのですから当然phも低く、髪を膨潤・軟化する力も弱いということになり「浸透力」が弱くなります。つまり発色だけを求め健康毛に弱酸性・中性タイプのカラー剤を使用した場合、薬剤が毛髪内部に浸透しきることが出来ず発色してしまい、結果「色が入らなかった」という現象が起こる場合があります。
ですから白髪染めの場合、ダメージ毛や刺激に弱い方でない限り、アルカリタイプのカラー剤の使用をお勧めします。2剤も3%以上のものが良いでしょう。
ではどのようなケースで弱酸性・中性タイプのカラー剤を使用したらよいのでしょうか?上に記したように明度を上げる必要がなく、発色のみを必要とする場合ですから、ダメージ毛や既染毛に適していると言えます。どちらもアンダーカラーを削る必要がなく、明度を下げたい場合や髪へのダメージを軽くしたい場合に使用するのに適しています。

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料の種類と発色の時間差
ヘアカラー剤(酸化染毛剤タイプ)に含まれる染料は、有効成分として54種類の染料が日本では認められています(図参照)。それらは「中間体」「カプラ−」「直接染料」に分類することが出来ます。
「中間体」は、ヘアカラー剤のベースとなる染料で、過酸化水素によって酸化される事で大きくなり発色します。
「カプラ−」は、酸化されて大きくなりますが、そのものだけではほとんど色味が表現できません。酸化されて中間体と結合することで発色します。このカプラ−として何を選択するかによって、様々な色味が作られます。
「直接染料」は、ビビットな色味を出すアクセントカラーによく配合されています。赤色や黄色などの鮮やかな色の染料で、小さい染料粒子そのままで酸化とは関係なくすでに発色しています。小さい粒子のまま発色しているわけですから、直接染料は流出しやすく、褪色しやすい染料ともいえます。
中間体とカプラ−の組み合わせで、酸化により発色する色味はその大きな特徴として青系や緑系ほど発色が早く、赤系や紫系は遅いというのが特徴です。
そのことで思ったような色味に仕上がらないケースがあります。ナチュラル系のカラー剤には緑系の染料のほかに、赤系の染料も入っているのですが、タイムが短いと赤系がまだ発色していなくて緑系が強く出てきたりします。
あるいは反対に薬剤をミックスしたあとに、素早く塗らずしばらく放置してから塗ったりすると、緑系の染料の結合が進んでしまい、結果として毛髪内部まで浸透せず赤系だけが毛髪内部で発色してゆくというケースもあります。
カラー剤はミックスしてすぐに塗布するということと、塗り始めと塗り終わりに時間差が少ないということが大切です。

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酸化水素H2O2
無色で収斂性がある酸性剤で、アルカリ性溶液の中で作用が著しい。
メラニン色素を脱色し酸化染料を発色させる。
日本では濃度6%以下のOXしか認められておらず、
パーマの2剤としては2、5%以下。
オキシドール等、消毒薬としても使用されている。
オキシの濃度と発色
2剤のオキシ(過酸化水素)の濃度は低ければそれだけブリーチ力が弱まります、ダメージもその分少なくなります。ただし過酸化水素の濃度によって発色も変わってくるので注意が必要です。
図は過酸化水素の濃度によって発色がどう変わるのかを、時間経過と共に表したイメージ図です。6%のオキシは早く染料を発色させて行きますが、時間とともにカラー剤が持つブリーチ力で自分自身で発色させた染料も壊して行きます。
2〜3%オキシは、自分自身が持つ染料を十分に発色させ、またブリーチ力はそれほどありませんから、発色させた染料を壊してゆくという事も少なくなります。さらに低い1%オキシでは、カラー剤の持つ染料のすべてを十分に発色しきれません。ということは例えば10レベルの明度の髪に発色させていった場合2〜3%のものが一番深く入り、1%のものはそれよりも浅くなるという事がカラー剤によっては起こりえます。
ダメージと色味の関係
暗くしたい場合には、仕上がりの希望レベルに合わせてレベルの低い1剤を選択する事も大切です。レベルが低いカラー剤ほどアルカリ剤の量が少なく、ブリーチ力、残留アルカリ量も少なくなり、ダメージが低減されるからです。その上でブリーチ力を抑え、しっかり発色を行う2〜3%のものを使う事がおすすめです。ただし現在髪の色がある程度高い明度になっていて、それほど明度を下げたくない場合は、出したい色味や明度にする為に必要な色素量を持つ1剤を選択すれば、1%のもので十分に有効であったりします。
暗くしたい場合は髪の毛に残っているアンダーカラーをリフトアップする必要がないケースが多いと思います。そうゆうケースではトーンアップする力が弱いペーハーの低いカラー剤やアルカリ剤の量の少ないカラー剤を選択する事も髪のダメージの軽減になります。ただしトーンアップする力が弱いカラー剤の場合アンダートーンの状態の違いがそのまま発色に現れやすいという特徴があります。アンダートーンにムラがある場合、それが最終的な色味に影響を与えるケースがあるのです。アルカリカラー剤は一定のダメージが進むものの、よりムラの少ないアンダートーンに仕上がります。カラー剤の選択はダメージの事だけではなく、仕上がりの色味も考慮して行わなければなりません。
ブリーチ力とアルカリの関係
ブリーチ力は2剤の過酸化水素の濃度と、1剤のアルカリ剤の量との相乗効果で高くなる。2剤の過酸化水素の濃度と、1剤のアルカリ量の両方が高い場合は急激にリフティングして行く

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髪の成り立ち
毛髪は毛乳頭で作られる、20種類のアミノ酸からできている、ケラチンタンパク質である。

毛乳頭の周囲にある毛母細胞が毛細血管から髪の生産に必要なアミノ酸を吸収し、細胞分裂を繰り返して増殖する。できた細胞が少しづつ上に押し上げられ頭皮上に現れる(図参照)
毛髪は一日で約0.35mm〜0.4mm
(1ヶ月に1.05cm〜1.2cm)伸びる。
一日の抜け毛は約50〜100本
(20〜30才約60本、50〜60才約100本)
頭毛の本数は約10万〜15万本
(欧米人約14万本)
毛髪の太さ 約0.08mm
(約0.05〜0.15mm)

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アサイクル
毛髪は生まれたときからずっと伸び続けているのではありません。ある期間成長をし続けた後、自然に抜け、そしてしばらくすると新しい毛髪が生えてきます。このように1本の毛髪が生まれて抜け落ちやがて同じ毛穴から次の毛髪が生えてくるまでをヘアサイクル(毛周期)といいます。
毛穴の下には毛乳頭という毛髪の細胞を作る製造工場があり、毎日少しずつ新しい細胞を作っています。髪が伸びるのは、新しく作られた細胞が先に作られた細胞を自然に上に押し上げて行くからです。毛髪は毛乳頭が何年かに一度活動を休むまで伸びつづけます。成長の止まった毛髪はそのまま表面に押し上げられ、抜けてしまいます。しかしその頃には毛乳頭が再び活動を始め新しい毛髪が作られ始めています。(図参照)

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髪の構造
毛表皮(キューティクル)
ウロコ状の無色透明の細胞、その縁は毛先のほうに突出し根元から毛先に向かって竹の子の皮のように5〜6枚が重なり合っている。熱、薬剤に強く内側のコルテックスを保護しています。1枚のキューティクルは三層構造になっており、内側に行くほど水になじみやすい性質を持っている(図1 参照)。長さ80〜100μm、厚さ0.5〜1μmで毛髪の外周の1/2〜1/3を包んでいます。外から見える部分は20%前後で残りの80%は順次重なり合っています。キューティクルは毛髪の10%前後を占めていて、その重なり枚数が多いほど毛髪は固く、薬液などの浸透に対する抵抗力が増します。
毛皮質(コルテックス)
繊維質(フィブリル)と間充物質(マトリックス)から成りメラニン色素を多く含んでいる。繊維質部分は結晶構造をしており、その間で間充物質が繊維質をつなぎとめる働きをしている。間充物質は髪の栄養分で、適度な水分を保ち弾力のある髪をつくると共に、ヘアカラーの染料の染着場所としても欠かせない物質です。
繊維質(フィブリル)
いタンパク質(結晶型ケラチン)が繊維状の束になっている。髪本来の強度を維持するための土台組織。強アルカリに溶解し、高熱で硬化・変性しやすい。
毛皮質の30%を占める。
間充物質(マトリックス)
柔らかいタンパク質(非晶型ケラチン)でフィブリルの間を埋め尽くしている。
パーマに必要なシスチン結合やメラニン色素を多く含み、カラーの染着するところとしても重要な部分。
化学作用を受けやすく、アルカリ性物質により分解されやすいので「可溶性ケラチン」とも言われる。
毛皮質の70%を占める。
毛髄質(メデュラ)
メデュラは髪の中心に位置し、空胞や微量のメラニン色素を含む、無定形の細胞で構成されています。髪の太い人にだけみられ、髪の細い人、産毛や新生児の頭髪などにはみられない。
髄質のある髪はしっかりしたコシやハリ・ツヤなどがある。毛髪によっては鉛筆の芯のように完全につながったもの、所々が切れているものなどもある。
ただ成分や機能などはまだはっきりとは解明されていない。

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ラニン色素
メラノサイトで作り出されたメラニン色素は、
有害な紫外線から頭部や身体を守る働きをする
メラニン色素の量
メラニン色素は髪全体の約3%を占めているにすぎませんが、その3%のメラニン色素が髪を黒く見せています。メラニン色素は毛皮質のマトリックス内に多く存在し、0%に近づけば髪は白く見える事になります。
白髪とは?
及ぼし、メラニン色素の生成をストップさせるためと考えられています。
また老化現象の一つであるとも言われ、遺伝的な要素が大きい場合などもある。
白髪に関しては今だ解明し切れていない部分も多く、原因を断言する事は難しいようである。
遺伝的要素
髪色はメラニン色素の種類と量によって決まります。簡単に言うと、色素の量が多くなったり色素の重合が大きくなったりすると、色素が光を吸収して髪の毛は黒く見えます。逆にメラニン色素がほとんどないと、光を反射して白く見えてきます。白髪はメラニン色素が少なくなっているのです。
メラニン色素の種類や量は先祖代々が生活してきた地域に由来し、遺伝的に決められています。紫外線の影響を受けやすい赤道付近の地域では、紫外線から人体を守るためにメラニン色素の量が多くなり、髪色も肌色も濃くなっています。反対に紫外線の影響の少ない、高緯度の地域の人種になるほど、メラニン色素の量が少なくなり髪色も肌色も薄くなります。
メラニン色素の生成
メラニン色素は、毛母細胞にある樹状突起を持つメラノサイト(色素形成細胞)でチロシンというアミノ酸をチロシナーゼ(酸化酵素)が酸化してメラニンに変化させ、たんぱく質と結合してメラニン色素顆粒を毛球内へ放出し、皮質細胞内に入りこみ毛髪の「色」となる。
メラニン色素の形・大きさ
メラニン色素は、米粒状の形をしており、
長径0.8〜1.8ミクロン/短径0.3〜0.4ミクロンほどである。
メラニン色素の種類
メラニン色素には、大きく分けて「ユウメラニン」と「フェオメラニン」という2種類に分けられます。
「ユウメラニン」は真メラニンとも呼ばれ、赤褐色の色味をしている。
「フェオメラニン」は亜メラニンとも呼ばれ、黄褐色をしている。
この2種類のメラニン色素の量と比率により髪の色も決定される。
黒髪はユウメラニンの比率がフェオメラニンよりも多く、メラニン色素の量も多くなっている。
一方、ブロンドヘアはフェオメラニンの比率がユウメラニンより多く、メラニン色素の量も少なくなっています。その為、明るいブロンド色になっているわけです。
脱色されたメラニン色素の行方
カラー剤やブリーチにより脱色されたメラニン色素は、酸化され分解し小さくなります、さらにアルカリ性で水に溶けやすくなり、開いているキューティクルから溶出して、水に溶けて流出します。(図参照)

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アマニキュアの染着原理
ヘアマニキュア・酸性カラー
1剤のみの「化粧品」である
phは2〜4の酸性
染着原理
イオン結合により毛髪に染料を染着させる
毛髪はph4.5〜5.5の弱酸性のとき+と−のイオンバランスが安定(等電点)していますが、そのphを酸性に傾けると髪の表面には+イオンが増えます。
ヘアマニキュア(酸性カラー)は電気的に−に帯電しているため、毛髪表面の+イオンに−イオンが結合して色が染まる。
成分

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アマニキュア・酸性カラー
ヘアマニキュアと酸性カラーの違い
共に「化粧品」に分類されるが、ヘアマニキュアは色素樹脂などを配合しているため酸性カラーと比べて、酸性染料の配合が少ない場合がある。
刺激とアレルギー
化粧品であり化学作用は起きないので、皮膚への刺激はない。
またタール色素がアレルギーの原因になることはないが、皮膚につくと落ちにくいので、ついてしまったときはすぐにリムーバーなどで拭き取ること。
色のバリエーション
ベースの毛髪の色に左右されるため、黒髪に塗ってもニュアンスを変える程度だが、ベースの毛髪を明るくすれば色が目立ってくるのでバリエーションも増える。
色落ちの原因
髪の表面への吸着がほとんどなので、シャンプーなどで色が落ちやすい(イオン結合がゆるんで来る為)。またアルカリ剤やカチオン物質(リンスやトリートメント剤)などでも色落ちする。
毛髪への影響
毛髪表面への吸着が主(商品によってはキューティクルの内側まで浸透するものもある)なので毛髪をコーティングすることになり、手触りを良くし、ツヤを出す効果がある。
加温とクーリング
ヘアマニキュア・酸性カラーはキューティクルに吸着するので、加温してキューティクルを開いてあげることによって染まりをよくすることができる。またクーリング(冷却)によってキューティクルを閉じてあげることによって色持ちがよくなる。
*基本的には加温すること。
髪がゴワツク?
髪の表面に吸着しキューティクルを引き締める効果があるが、強酸性のものは、髪に収斂作用が起きて繰り返して行うと髪にゴワツキ感が生じることもある。
染まりを良くするには?
を塗布することによって、毛髪の表面に+イオンを増加させ、毛髪の+イオンと染毛剤の−イオンを結合させて色を染まりやすくすることが出来る。
ダメージと色持ち
間充物質の流出やたんぱく質の損傷はなく、脱色作用もない。
髪の表面にのみ吸着するため、ダメージはないが色持ちも2〜3週間程度である。

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ナとは?
起源
紀元前3000年ごろヘナによる染毛がエジプトなどで行われていたという記録がある
ヘナとは?
ローソヌア(ミソハギ科)という植物の葉
原産国
インドのラジャスタン地方とグジュラード地方のものが世界的に高品質と有名です。
採取時期
11月に採れた葉を「ファーストフレーバー」と言い、5月に採れる「セカンドフレーバー」より高品質です。
また葉っぱの3分の2しか使用しないものの方が良質であると言われます。
色味
100%のへナはオレンジ系(赤味)の1色のみ「タンニン」と言う成分。
市販のものや色見の豊富なものはジアミン系の化学染料が入っている場合がある。
刺激・アレルギー
100%のものは殺菌効果や防腐効果もあり、頭皮や髪へのトリートメント効果にすぐれている。しかし上記のジアミン系の色素が入っているものに関してはアレルギーやカブレがおきる場合がある。
染毛原理
たんぱく質に吸着とイオン結合
長所
・化学染料を使っていないものは、 ジアミンアレルギーの人にも使える
・髪の毛が傷まない
・脱色効果はないので白髪染めには最適
・色持ちは良い
短所
・希望どおりの色が出ない
・染まるのに時間がかかる
・頭皮につくと落ちにくい
・一回暗くしてしまうと明るくなりにくい
使用方法
パウダーを水または微温湯で、滑らかなペースト状になるまでよくかき混ぜます。
プレシャンプー後ウェットの状態でたっぷりと毛髪にのせるようにペーストを塗布し ラップ・キャップ等で完全密封し一定の時間まで自然放置します。
自然放置後、2シャンプー・コンディショニング処理を行い、仕上げは必ずドライにして仕上げて下さい。
ペーストを洗い流した直後から、空気酸化し時間が経過すると共にブラウン系の色に変色していきます。
ヘナは、30分〜最高2時間まで色の発色効力があります。
参考
エジプトのピラミッドで発見された古文書の中にもヘナの効用が書かれてあったと言われるくらい
古くから使われていた植物である。
アーユルヴェータ(インド伝承医学)でも古くから各種の治療薬に使われてきました。また欧米各国でも化粧品の添加物として利用されている「ハーブ」の一種と言えます。
日本ではその歴史は非常に浅く、「ヘナ」が認可されたのもごく最近になります。
近年、自然派志向の方が増え、白髪染めには100%天然ハーブ染めのヘナが定番になりつつあります。
しかし、100%のヘナはオレンジ系(赤味)1色ですので、白髪の多い方や赤味を嫌う方には敬遠される場合もあります。
物によってはジアミンやタール色素などを入れ希望色が出やすいようになっているものもあります。

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レルギー・カブレの種類
接触性皮膚炎(カブレ、ただれ)とは?
皮膚に洗剤、酸、有機溶剤などの化学物質が接触したためや、
特定物質(しらが染め、うるしなど)に対するアレルギー反応の結果として起こった皮膚の炎症で、よく「かぶれた」という表現が使われますが、
その状態です。
一次刺激性皮膚炎
強い酸やアルカリ、有機溶剤や洗剤などによる皮膚刺激によって起こる一次刺激性接触性皮膚炎は接触条件が十分であれば誰にでも生じ得るもので、接触部位のみ発現する。
しかし、その原因の刺激の程度によりさらに蓄積傷害性と急性毒性とに分けられる。
蓄積傷害性の代表は手荒れ(主婦湿疹)であり,急性毒性の極端なものが化学薬品による
「ただれ」(化学熱傷)である(毒物性皮膚炎)。
カラーリングの場合はあくまで「一時的」なものであって刺激物を取り除けば治まるが、
人により急性毒性により敏感に反応しすぎる場合があり刺激として残るときがある(原因は過酸化水素[H2O2])
特に慢性で再発性の接触性皮膚炎でない場合は治療の立場からはそう神経質になる必要がないと言われています。
アレルギー性皮膚炎
抗原抗体反応と言われるもので接触部位以外にも発現する。症状としては、皮膚が赤くはれ、そして丘疹や小さな水泡、湿疹が一面にできます。かゆみが強いため、かいて水泡がつぶれ他の場所にまで移ることが多々あります。
治療としては、抗ヒスタミン剤の軟膏やステロイド入りの軟膏、
抗アレルギー剤の内服があります。また原因ではないかと推測されるものに触れさせないことも大切です。
原因としては、漆が有名ですが、その他にも、銀杏、毛虫、草類、砂、果物、衣類、洗剤、カラー剤、化学物質などいろいろなものが原因となり得ます。はっきりした原因が分からない場合も少なくありません。
ヘアカラーによるアレルギー性皮膚炎
ヘアカラーによるアレルギー性接触皮膚炎のカブレを起こす原因となる物質は、主成分である
酸化染料(ジアミン染料)であることがわかっています。
初めての染毛でアレルギーが出る人もいますが、10年以上染め続けている人に突然症状が現われることもあります。
アレルギーとはまず抗原である酸化染料(ジアミン染料)に触れることにより、体内に抗体が
発生し再度その抗体に触れることによりアレルギー反応として皮膚炎を起こすことである。
アレルギーは接触(酸化染料の場合染毛)してすぐよりも、数時間後にカブレが発症するというケースが一般的です。
染毛後12時間前後の発症例が 、特に多くなっています。
*一度ヘアカラーでアレルギー反応が出てしまった方は、次回から必ずカブレますので、
ヘアカラーを使用しないでください。

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レルギーのメカニズム
IgE抗体(免疫グロブリンE)
体内に侵入した異物が敵である場合に、それを攻撃する抗体のひとつだが
問題なのはアレルギー発症の実行犯である「ヒスタミン」を生んでしまう

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Hとは?
PH(ph)…「ペーハー」または「ピーエッチ」と読む
「PH」という量は、水溶液の酸性、塩基性の程度を示すもの
pHの定義
Phとは水素イオン濃度指数のことで、0から14までの数値で表される、酸性度またはアルカリ性度を計る尺度です。
「pH」の「p」は、「潜在力」を表すポテンシャル(Potential)、「H」は水素を表すハイドロゲン(Hydrogen)の頭文字で、直訳すれば、「水素の潜在力」ということになります。普段、気体の状態で電気的性質を示さない水素が、水溶液中でイオン化し、水素イオン(H+)となり、+の電気を帯びる様子を指してつけられた名称でしょう。
水素イオンの対極の存在として水酸イオン(OH-)があります。水酸イオンは、−電気を帯びていて同量の水素イオンの+電気を打ち消します。そうして最終的に水溶液中の水素イオンの濃度が上回ったとき、酸性を示し電気的性質はプラス。水酸イオン濃度が上回ったときはアルカリ性を示し電気的性質はマイナス。となります。
また、それぞれの濃度指数の和は常に14となる綱引きのような関係にあります。さらに、この数値は指数なので1単位で10倍、2単位なら100倍というように、10倍づつ濃度差が生じます。ですから、たとえ水で2倍に薄めても数値はほとんどと言っていいくらい変わりませんし、アルカリ性が酸性になる、なんてこともありません。
そして、通常「中性」と言っても、水に溶ける物質が全て安定しているわけではありません。物質には、それ特有の安定するpHがあるからです。そういった物質特有のpH値を等電点と言います。皮膚や毛髪の等電点は、文献によって多少の違いはあるようですが、およそpH5.0前後といわれています。
*参考
酸性雨
火力発電や工場などから出た硫黄酸化物や窒素酸化物が太陽光(紫外線)に当たり酸性の物質に変わり大気や雲に混じって雨といっしょに降り注ぐ(PH2〜3)
・水中のPH5.3以下で魚などは生きることは出来なくなる
Q、「PH2.3の酸性雨はPH5.3のきれいな雨水に比べて何倍ぐらい酸性か?」
A 、10(−2.3)/10(−5.3)=1000倍ぐらい酸性である
* 5.3/2.3=2.3倍ではない!

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とは?
色の仕組み
私たちが日常感じる「色」は、視覚現象の3つの要素「光・物・眼」で確認する事ができます。
光には可視光線と不可視光線があり代表的な光源の太陽光には様々な波長の光が含まれています。
(光は電磁波の一種で粒子が振動して伝わるときに波を描いて進行してきます)
赤、青、黄などそれぞれのものがそのような色に見えるのは、それぞれがその色に見える波長の光を一番多く反射させているために起きる現象です。
【色】
すべての色は三原色と呼ばれる
シアン(青)、マゼンダ(赤)、イエロー(黄)でできており、
色は互いに混ざり合い無限にグラデーションを起こしていく。
その中で人の見分ける事のできる色は700万以上と言われています。
有彩色と無彩色
白、黒、灰色のように彩りのない色を「無彩色」と言い、
それ意外を「有彩色」と言う。
色の三原色
赤・青・黄の三原色を「プライマリーカラー」と呼び、これらを同量ずつ混ぜ合わせると、紫・緑・オレンジの三色ができる。
これを「セカンダリーカラー」と呼ぶ。
ヘアカラーでもこの6色が基本となる。
色の三属性
色相
色味、色合いの違い。色の系統を表す
明度
有彩色、無彩色が共に持つ明るさの度合い。
黒の明度がもっとも低く、
白の明度がもっとも高い
彩度
色が持つ鮮やかさの度合い。
鮮やかな純色に他の色が混ざり合って
行く事によって彩度が
低くなり、無彩色の黒や灰色に近づく。
明度+彩度=色調(トーン)

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の種類
色の三原色
シアン(cyan)● マゼンタ(magenta)● イエロー(yellow)● を色の3原色(正確には色料または物体色の3原色)といいます。頭文字でCMYとも表します。
物体の色は光の吸収によって生じるもので,青緑色のシアンは赤い光の吸収で,赤紫色のマゼンタは緑色の光の吸収で,そして黄色のイエローは青色の光の吸収で生じます。
シアンとマゼンタを混ぜると青●に,マゼンタとイエローで赤●に,イエローとシアンで緑●になり,他のすべての色料も3原色を適当な割合で混ぜ合わせることで作れます。色料の3原色を混ぜ合わせると明度が下がるので,それを減法混色と呼びます。シアンとマ